社員を知る

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「人」が家をつくる。
多くの人との出会いが、
私を支えてくれました。

山本 善史
諫早営業所 住宅施工 2003年入社

01.入社のきっかけは?

私の父が同じ業界におりまして、幼い頃からその姿を見ていました。現場にもよく連れて行ってもらったりして、そんな経験からか漠然と自分もこういう道に進むんだろうなと考えていました。特に「かっこいい!」と思ったとか、強く憧れていたという気持ちはなかったと思うのですが、不思議と「建築業界で働く!」という気持ちだけは中学に行っても高校に行っても決して変わることはなかったですね。関東の大学の建築学科に進学しましたが、就職は自分の出身地でもある九州がいいと思っていました。そして出会ったのが谷川建設です。そのとき考えていたのが、「とにかく現場の仕事がしたい」ということと「大きなものづくりがしたい」ということ。九州にもたくさんの建築会社がありますが、住宅は住宅、RC(鉄筋コンクリート)はRCと絞っている会社が多く、ひとつの会社でいろいろなことをしているところは多くありません。谷川建設なら、総合建設業で住宅だけでなく、ビルやマンションなどさまざまな現場を体験できるし、大きな規模の仕事も体験できそうだと思い入社を決めました。

02.仕事内容とやりがいを教えてください。

私の仕事は一言で言うと住宅の現場監督です。具体的には、施工管理や品質管理、職人さんたちとのやりとりなどを行っています。各地域に「谷建会」という組織があり、これは大工さんなどの当社の建築に関わる業者が参加しているものですが、そこの職人さんたちと話し合いながら、住宅をつくっていきます。家づくりは人が行うもの。だから私は、現場で働く方たちとのコミュニケーションを大切にしています。技術や知識ももちろん大切なのですが、やはり良好な人間関係なしでは良い仕事にならないと思います。現場監督という仕事の前に、まず相手を知り、自分のことも知ってもらうこと。だから職人さんたちの休憩時間には積極的に足を運び、家族や趣味のことなど、仕事以外の話もよくするんです。そうして良い人間関係が築けると、チームの団結力が強まり良い家づくりにつながる。数字や目には見えない部分ですが、こういうことも私の大切な仕事のひとつだと考えています。そんな仲間たちと協力し合ってお客様が喜ぶ家が完成したときに感じる達成感は、この仕事でしか得られないものだと思います。

03.嬉しかったこと困難だったことは?

嬉しいことは、やはりお客様の喜ぶ顔が見られたときですね。一度、引き渡しの立ち会いをしたときに、完成した家を見て、奥様が感動で涙を流されたことがあったんです。そこまで喜んでもらえるなんてと、私も感動して思わずもらい泣きをしてしまいました。完成後に感謝や喜びのお手紙をいただくこともあります。家づくりを通してお客様の人生に喜びをもたらせたと思うと、本当に嬉しいですね。この仕事をしていてよかった!と思う瞬間です。困難だったことは、まだ入社したての頃、飛び合う専門用語がわからなくて会話についていけなかったことです。いくら大学で勉強していても、やはり現場では圧倒的に知識が足りない。当時の上司から「答えは現場にある」と言われたので、そこからはとにかく現場に足を運んで体で覚えていきました。先輩や上司も辛抱強く付き合ってくれて、本当に感謝しています。厳しいことも多く、正直辞めようと思ったことも何度もありましたが、ここまで来られたのは上司や先輩、そして仲間たちのおかげです。もちろん、まだまだ日々勉強ですが(笑)。

04.就活中の方へメッセージ

やりたいこと、やっていて楽しいことというのは継続につながります。ですから、今はまだ大雑把でもいいので、自分の心の声にしっかりと耳を傾けて「やりたいこと」を見つけてください。また、柔軟な心を持つようにしてください。建築業界に限らずですが、これからどんどん新しいことが出てくると思います。そんなときでもどんとかまえて、臨機応変に対応できることが大切です。これは私もまだ修行中で、いきなり新しい素材や建築方法などに直面すると、これまでのやり方に慣れているのでやっぱり戸惑うんですよね。だから、勉強しないといけないし、経験も増やしていかないといけない。最初から自信のある人なんていません。私も最初の頃はお客様から「こんなに若い子で大丈夫?」などと言われて悔しい思いをしたこともあります。けれど、そう言われても仕方のないほど、当時は知識も経験もありませんでした。今でも反省することは多々ありますが、多くの現場を経験してきて、それが少しずつ自分への自信につながっています。失敗を恐れずに、まずはやりたいことに向かって全力で取り組んでみてください。その頑張りが、将来必ずあなたの成長につながっていきますよ。

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