社員を知る

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お客様と職人さんを
繋いで
理想の住まいを実現するには
心の余裕と柔軟性が大切です。

岸 遥香
長崎支店 住宅施工 2020年入社

01.入社のきっかけは?

小さい頃からものづくりに興味があり、福岡にある建築系の専門学校に進学。普通科高校出身だったので最初は授業についていくのに苦労しましたが、何度も復習したり自主的に模型作りに取り組んだりしながら理解を深めていきました。入学時は漠然と、将来は建設業に就きたいと考えていました。実際にやってみると、建物の図面を引くのが苦手で設計職は合わず、コミュニケーション力にも自信がなく営業職も難しいと感じました。そんな時、初めて知ったのが施工を管理する現場監督という仕事です。ものづくりに近い距離で関われる仕事内容は、自分の性格的にも向いていました。就職活動の当初は福岡と長崎の建設会社を探していましたが、長崎の方が柔らかく好印象だったのでUターンを決意。谷川建設は柱の一本一本からこだわった注文住宅を手がけていて、いろんなタイプの施工現場に携われる点が魅力的でした。入社すると、予想以上にやることが幅広くて驚きました。お客様のご要望ごとに住宅の構造や施工方法が大きく異なるため、それぞれの現場に合わせて考え方自体を切り替えなければいけません。また長崎特有の狭小地の施工では、近隣の建物や通行人にも気を配る必要があります。まだまだ勉強中ですが、一軒ずつ新鮮な気持ちで取り組んでいます。

02.仕事内容とやりがいを教えてください。

現場監督として、一般住宅の施工や品質管理などを担当しています。設計段階で定められた仕様の通りにきちんと作業が進められているのか、細かく状態を確認します。施工の途中段階でお客様の立ち合いをご案内することもありますし、もし変更が必要な箇所があれば、職人さんとお客様との橋渡し役となります。谷川建設の現場施工を担う「谷建会」の職人さんたちは、経験豊富なベテランの方が多くいます。現場で培った知識をたくさん勉強させてもらいながら、こちらからお客様のご要望もしっかりと伝えていて、いい関係性で仕事ができています。現場監督の仕事は、一から住宅が出来上がっていく過程を間近で見ることができます。地鎮祭後、柱や梁などの骨組みを建て、断熱材を入れて、窓を造る。そうした段階が進むごとにやりがいをしっかりと感じています。また業界的には男性が多い建設の仕事ですが、谷川建設では人事部を中心に女性社員の声を丁寧に聞き取っていて、非常に働きやすい環境です。入社後に2級建築施工管理技士の資格を取得したので、今後は1級の取得を目指して頑張りたいと思います。

03.嬉しかったこと困難だったことは?

以前、仕事の出張が続いて施工現場の立ち合いができないお客様がいらっしゃいました。経過を把握して安心していただけるよう、進捗に合わせて写真を撮ってメッセージとともにデータを送付。細かく情報を共有した上でお引き渡しを迎えると、お客様から「自分の理想通りの家になりました、本当にありがとうございます」と直接言っていただけて、とても嬉しかったです。お客様が完成した住宅に初めて足を踏み入れる瞬間に立ち会うことができるのは、現場監督の醍醐味です。困難だったことは、とある難しい構造の住宅を施工する際にスケジュールがギリギリになってしまったことです。応援の職人さんにも手伝っていただきながら作業をスピードアップしながら、もちろん正確性や安全性も確保しなければなりません。細かく進捗を確認しながら、無事に工期内に施工を終えることができました。現場監督として決められた工期を守ることは何より大切です。雨が降るとできない作業もあるため、日頃からこまめに天気予報をチェックしながら先を見越したスケジュールを組んでいます。

04.就活中の方へメッセージ

私は谷川建設が第一志望でそのまま入社することができましたが、いろんな会社を調べて面接などを受けることで、それぞれの特徴や強みを理解することに繋がります。希望する職種や働く場所なども、就職活動に取り組む過程でどんどん具体化していきました。今はまだ将来像が漠然としている人も、実際に調べたり動いたりしていると自然と見えてくるものがあると思います。そして現場監督の仕事をする上では、心の余裕や柔軟性が大切だと感じています。職人さんや様々な業者さんと一緒に働く中で、自分の知識だけにこだわりまっすぐ伝えると反発や衝突が生まれます。私自身、専門学校で建築の基礎知識は学んでいましたが、具体的な作業のノウハウや工程は入社後に初めて知ることが多かったです。いろんな方のアドバイスを聞き入れながら、柔軟な考え方で臨機応変に対応することで、スムーズな施工管理ができるようになると思います。

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