2021年の長崎市人口減少数は全国市町村でワースト3。
若い世代の市外への流出が大きな課題となっています。
海があり、山があり、自然が豊か。
異国の情緒が混ざり合ったこの街は、
県外からやってきた筆者にとってはとても魅力的に映るのですが
「住みやすさ」の観点では、解決すべき大きな問題を抱えているようです。
その問題の一つは住宅供給の不足です。
「坂の街」長崎市では、住宅を建てるための宅地がそもそも足りていません。
賃貸に住むにも家賃は高く、家を建てるにも宅地がない…
市外への移住もうなずけます。
ですが宅地は、ないわけではないのです。
たとえば空き家をリノベーションしたり、建替えをしたり。
使われていなかった家や土地が新しい家族を迎え、地域全体に活気が戻る。
年を取った団地に子どもたちの元気な声が響きだす。
谷川建設ではそんな光景を願いながら、
長崎市で発足した「住みよかプロジェクト」認定企業として
新しい住宅の供給を行っています。
「住みよかプロジェクト」は住宅供給の観点から若い世代に選ばれるまちを
実現するために取組む、市をあげたプロジェクトです。
そのプロジェクトの一員として、私たちも貢献しています。
例えば長崎市女の都での大型な再開発。
もともと銀行社宅のあった場所が、全37区画の宅地へ生まれ変わりました。
女の都は昭和40年代後半から開発が行われた、
ご高齢の方も多く住まわれている団地です。
若い世代の方々が新たな住民として加わったことで、団地に新しい風が吹きました。
多くの人に愛される長崎市がこれからさらに住みよい街になり、
住み続けられる街となるよう
谷川建設は長崎市の皆様と共に歩み続けます。
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