福岡大学にて、当社TG DESIGN研究室 高橋が講師として登壇しました。

2025年8月4日（月）、福岡大学工学部建築学科の2年生を対象とした集中講義に、当社TG DESIGN研究室 室長・高橋宏樹が講師として登壇しました。

講義では、建築設計における実務の取り組みを軸に、キャリア形成や設計に対する姿勢について、高橋自身の経験を交えながらお話ししました。
なかでも、日本およびイタリアでのデザインアワード受賞を通じて得た学び――国や文化を超えた建築の捉え方や、多様な価値観との出会いが、自らの思考や感性にどのような影響を与えてきたのか――について、具体的な建築を交えながら共有しました。

高橋のコメント
「建築には、論理的な構築力や学術的知識が不可欠である一方で、人の感情や、情緒的な視点もまた空間を豊かにする大切な要素です。
私自身が、建築にどのような感情を託し、どのような世界観を描こうとしているのかについても率直にお話しし、学生の皆さんと共に考えを深める時間は、大変貴重な経験となりました。」

私たちは、建築を「社会と人とをつなぐ媒介」として捉え、実務と並行しながら、こうした対話の場も大切にしています。
これから建築の世界へ踏み出していく皆様と意見を交わせたことに感謝しつつ、今後も互いに学び合い、成長し続けられる関係を築いていけたらと願っています。