やさしさが形になった1LDKの平屋
延床面積 | 99.99㎡ (30.2坪)
ご主人は谷川建設の大工職人。
家づくりでは「妻の理想を叶えたい」という想いから、あえて口を出さずに奥様の意見を尊重。
奥様は「人が集まりやすく、リビングとキッチンがつながるシンプルな家」が理想で、いくつかの会社を見比べる中で、檜の強さや棟梁が一貫して施工を担う安心感に惹かれたとのこと。
お互いを思いやる気持ちから始まった家づくりは、開放的で温かな空間となり、人が自然と集う穏やかな平屋が完成。
無駄のない洗練されたフォルムに木目の軒天と縦格子が温もりを添える外観。端正でありながら景観になじむ佇まいが印象的。
玄関ホールに入ると、直線的な廊下の先に明かり取り窓があり、光と奥行きを感じる心地よい空間が広がる。廊下には大容量の収納スペースを設置。収納品を選ばない、フレキシブルで実用的な空間に。
チェスナットの床と檜のリブ天井、木のぬくもりに包まれた温かい雰囲気のLDK。
テレビボード背面の壁は、エコカラットを張りLDKの上質なアクセント。
ガラススリットの入った木製ドアで変化を加え、壁全体を作品のように。
フロートタイプの造作の棚は、空間に抜け感を生み、重すぎない「ナチュラルライトモダン」な雰囲気に。
白と木のコントラストが美しいペニンシュラキッチン。回遊動線で家族のコミュニケーションを育む暮らしに。
キッチンとゆるやかに繋がるダイニングエリア。造作のミニカウンターを設け、読書や趣味など、ホッとできる時間を過ごせるスペースに。
キッチン、ランドリー、洗面脱衣室、WICが密接に繋がる家事らく動線。ダイニングキッチンの裏側に洗う~干す~収納の家事機能を集約。生活感を隠しながらも、家事らくを可能にする、効率を極めた設計に。
チェスナットの床が心地よく迎え入れる寝室は、グレイッシュな壁を間接照明が優美に照らす。この落ち着いた光の演出が、心身を穏やかに包み込む安らぎのひとときに。